コラム

コラム【SBC横浜メンバー よっちゃん】

今回で通算31回目のコラムを執筆させて頂きます。よっちゃんです。

今回もどうか多くの人に読んで頂ければ幸いです。

今回のテーマ:~泣く事・涙を流せるのは人間らしさの証であり涙を流せる事は、

心の浄化作用(カタルシス効果)の為に必要な癒しである~付いてお伝えさせて頂きます。

・「泣ける事・涙を流せる事は恥ずかしい事では無いむしろ人間らしさの証」

これを読んでくれている読者の方は今までに泣いた事はありますか?

最後に涙を流したのはいつの日か覚えている人はいますか?

例えば学校や職場で苛めを受け泣いた事は無いですか?

他にも病気や事故で大事な人が世を去った時にも、泣いた事は無いですか?

幼少期の時何かで親に怒られて泣いた事はありませんか?

誰にでも悲しい体験・辛い体験・苦しい体験それは、

男女を問わず誰にでもある物です。

 

「泣く」と言う行為は、悲しみ、喜び、悔しさ、共感、癒しといった、

言葉にできない複雑な感情を表現する自然な反応です。

むしろ涙を流せる事は「心が正常に機能している証拠」とも言えます。

ではお聞きしますが泣く事や涙を流すのは本当に悪い事なのですか?

傍から見たら確かに見っともなく見えるかも知れません。

 

しかし泣く事・涙を流す事自体はそれ程悪い事だとはないと言う事です。

他にも感動的な映画や悲しい映画を見た時に、感情移入し思わず涙を流してしまった事のある人もいる人もいるでしょう。

 

特にこれは昭和生まれの男性に多い特性ですが「男は強くあるべし」「男は弱音を吐くな」「男は簡単に泣くな」と言う意識を根強く持っている人も少なからずいる様です。

それは全てがそうだとは言いませんが、殆どの昭和生まれの男性は、

昭和世代の親や周りの大人達からの刷り込みによって、

教えられ育って来た可能性もあります。

こんなふうに、まるで涙を流す事が悪いかの様に、教えられてきた人も多いのです。

 

ここで泣ける人・涙を流せる人はきちんと人としての心を持った感受性の強い人なのかも知れませんね。

 

・「涙は弱さでも無く恥でもなく、尊厳の一部」

・涙は「弱さ」ではなく「誠実さ」
・涙は「負け」ではなく「真心」
・涙は「感情の敗北」ではなく「心の自然な浄化」

 

もし涙は弱さや恥と言う考えがどうにもぬぐえない場合上記の様に意味づけを変えるリフレーミングを試したらどうでしょうか?

泣ける人は、他人の痛みや悲しみを受け取れる人。
そして、自分の感情に向き合える、心に芯のある人なのです。

とその様に意味づけを変えるリフレーミングを試すのも良い方法です。

 

・「泣く事・涙を流す事=頭の浄化であり心のデトックス」

涙を流すことは、人間にとってごく自然で大切な「浄化」です。

感情が高ぶったとき、悲しみに心が押し潰されそうな時不意にこみ上げる涙。
それは単なる「水分」ではないのです。

そこには、怒り、悔しさ、寂しさ、無力感、あるいは感動といった、

たくさんの感情が詰まっています。

 

そして不思議な事に、涙を流した後、少しだけ心が軽くなるのです。
これは心理学で「カタルシス効果」と呼ばれるもので、涙を流す事で心の奥に溜まった、もやもや感やストレス・負の感情等が解放され、精神的に癒されると言うメカニズムが備わっているからです。

 

つまり、泣く事は心のデトックスでもあるのです。
目から流れる涙は、脳と心を癒す自然の力でもあります。

泣く事で、副交感神経が優位になり、身体もリラックス状態に入ります。
更には、涙にはストレスホルモンを排出する働きもあるとも言われています。

 

それなのに、「泣くのは恥ずかしい事」「みっともない事」
そう言われて我慢してきた人は、本当は誰よりも泣きたかったのかも知れませんよね。

 

・「涙は「SOS」のサイン」

また、悲しい事があった訳ではないのに、いつのまにか涙を流しているのは、自分の心がもう限界だと言うサインでもあります。
自分でも気づかないうちに無理をしていたり、頑張りすぎていたりすると、ある瞬間に涙となって現れる。

それは心があなたに送ってくれている「助けて」のメッセージなのです。

このサインを無視して、無理に笑っていたり強がったりしていると、

このまま休まずに放置して置いたら最悪の結果を招きかねない。だから休めと言うサイン何ですよ。

泣くことは、あなたの心の健康を守るための自然な行為なのです。

泣いても良い場所を、誰かと作れる人はまだ良いですが、どこでも誰にでも涙を見せられるわけではありませんよね。

だけど、たった一人でも良い、涙を見せられる場所があっても良い。
「この人の前では泣いてもいい」と思える存在がたった一人でも入れば、それだけでもその人の人生は救われます。

 

その誰かは、家族でも友人でも、カウンセラーやコーチでもかまいません。
もちろん、ペットや自然、アート等の芸術作品の観賞や音楽を聴く事でも良いのです。

 

一番重要な事は、自分の涙や弱音を黙って何も言わずに受け止めてくれる

「安全な居場所」や人を見つけられるかどうか何です。

それが、自己肯定感や回復力(レジリエンス)を支える基盤になるからです。

昭和の様な我慢を美徳とする時代は、既に終わりました。

泣きたかったら我慢せずに泣いて良いと思いますよ。(※ もちろんどこでもと良い分けには行きませんが)

泣く事によって頭と心の浄化がおきる事によって、これ以上ない程の癒しが起きるでしょう。

 

そろそろ自分の抑圧して来た感情を解放しても良いのではないかと言えます。
泣けるあなたは、人間らしさを忘れていない、強くて優しい存在何です。

 

最後に一言:それは感情を抑圧された人生を送っている人は、

「もうそろそろ自分の感情を取り戻しても良いのですよ」この事を言いたいです。

今回のコラムは以上になります。

 

今回のテーマ:~泣く事・涙を流せるのは人間らしさの証であり涙を流せる事は、

心の浄化作用(カタルシス効果)の為に必要な癒しである~に付いてお伝えさせて頂きました。

 

今回のコラムを読んでくれた読者の皆様に感謝します

ありがとうございました。


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