コラム
今回で通算23回目のコラムを執筆させて頂きます。よっちゃんです。
今回もどうか多くの人に読んでいただければ幸いです。
今回のテーマ:「何かに頑張れる事や努力の出来る人も才能 」と言う事に付いてお伝えさせて頂きます。
前回のコラム22で2025年のこれからは「風の時代」が動きだそうとしている事に付いて書かせて戴きました。
「風の時代」は変化の激しい時代」
「風の時代」は非常に変化の激しい時代になってきます。
そしてその変化に応じた柔軟な適応力と対応力を身に着け更にこの時代では直感・好奇心・スピード感やワクワク感も重要になってきます。
好きな事や遣りたい事等は、今後益々お金も必要な時代になってくると思います。
そんな「風の時代」と言う変化の激しい時代に自分らしく生きられるリベラルな時代と言うのは、言い方を変えれば今までの資本主義から
能力主義・知力主義時代にこれから徐々移行しようしているのです。
これからは、今までの資本主義時代から能力主義・知力主義時代に移行しようとしている
そして才能・能力や知力のある者が上級国民となりそれ以外の凡人は下級国民に完全に分断化が起こり中間層と言う物が無くなっていく時代です。
昔の西洋の中世の時代の様な貴族制度の様な身分社会や日本の江戸時代の様な士農工商のあった身分制度の時代 は、どの身分によって
生まれたかによって人生の9割は決まってしまい身分が低ければ生まれのせいに出来たし、生まれの為に諦める事も出来たのです。
しかしこれからの「風の時代」である、能力主義・知力主義時代は違います。
何故ならば、能力や知力で他者と比べられるともう一切の言い訳が出来なくなるのですよ。
更に才能と能力や知力に+して如何に頑張ったか・如何に努力をしたかが評価の基準になってしまいます。
例を挙げて言えば、ドジャースに入団した野球選手の大谷翔平選手がいい例だと思います。
彼は既に小学生の時から自分の人生設計の為に自分で目標設定シートを自分なりに作成して達成したらその項目に次々に〇を付けて行ったそうです。
そして、10代でこれを達成する20代でこれ達成する30代これを達成すると行った具合に達成した項目に〇を付けて行きました。
詰まり彼は小学生の頃から自分でセルフコーチングをしていた事になります。
その様に元々野球の才能があり自ら目標設定しその為の努力も頑張る事も怠らなかったからこそ評価されているのだと思います。
その様に元々の生まれ持った才能や能力・知力に+して正当に頑張り努力したかで評価されてしまう時代が来ようとしているのです。
これは社会評論家であり作家でもある橘玲氏の著書「無理ゲー社会」や「上級国民・下級国民」と言う書籍に詳しく書かれていますので
参照して見て下さい 。
知的障害と境界知能の違いとは何か
しかし中には、知的障害や境界知能・発達障害。等と言った、どう頑張ったら良いか分からない人や、
努力したくてもどう努力したら良いか分からない人もいます。
努力や頑張る方向性が間違っていたり、そもそも何を頑張ればいいのか分からない人もいる人が一定数いる事も事実なのです。
この様な人は早急に第三者の支援が必要です。
知的障害等は医者の診断を受けた上で診断書を書いてもらい役所などで手続きし療育手帳(別名愛の手帳)とも言われますが、
それを発行してもらう事によって行政から様々な恩恵がうけられる事もあります。
ちなみに境界知能は、知能指数(IQ)が通常の範囲よりもやや低いが、知的障害には至らない状態の事を指します。
通常、IQが70〜85程度の範囲に該当し、これは一般的に「正常範囲」の下限に近いが、知的障害(IQが70未満)とは異なります。
境界知能を罹患している人は普通の日常生活は出来ているその為に障害と認定されない為、日々、息苦しい毎日を送っているのが実情のようです。
又専門医に診断を受けても親御さんの方がその診断を認められず余計当事者は
苦しみ辛い日々を過ごしているのも事実だと思います。
そんな境界知能と言った様などう頑張れば良いか分からない・努力の仕方が分からないと言う人に対して頑張らない(頑張れない)
あなたが悪い、努力しなかった(出来なかった)あなたが悪いと全てを自己責任で切り捨てその様な人達に対して
「努力してこなかった、頑張らなかったあなたの自己責任でしょ」で切り捨てるのは余りにも酷では無いのでしょうか。
だからこそ何かに対して目標をもって頑張り努力が出来るだけでも物凄い才能なのですよ。
22回目のコラムでも書きましたが自由に自分らしく生きられると言うリベラルな社会と言うのはその反面必ず自己責任が付いて回って
来ると言う事を書かせて頂きました。
そして非常に身も蓋もない様な事を言ってしまいますが、実は両親から子供に50%は、
才能や能力・知力は遺伝によって受けつがれてしまう物何ですよ。
この事は上記で紹介した橘玲著作の「無理ゲ―社会」でも詳しく説明が載っていますので参照して頂ければと思います。
ただ全てに絶望する必要はありません。
橘玲氏も著書でこの様にも述べています。
「確かに両親から子供に才能も能力も知力も50%は受け継がれてしまうが残りの50%は自分の努力や頑張り又は第三者の支援や
人の助け次第で多少は自分の運命を好転して行けるよ」とも橘玲氏は言っております。
それは境界知能や・知的障害・発達障害の人でも同じで50%は自分の努力や頑張り又は第三者による人の助けや支援によっていくばくかは
好転していく物とも思っております。
それが「風の時代」を生きる為の光へと指し示し希望の持てる様な事を書いたつもりです。
境界知能の人は世の中の全てが歪んで見えている場合がある
ただ境界知能の人は認知機能が乏しく世の中の全てが歪んで見えている様です。
宮口幸治著書の「ケーキを切れない非行少年達」と言う書籍がありちなみにこれはコミックスにもなっています。
そしてコミックスを原案にしてドラマ化も致しました。
これも両方ともAmazonのkindleの電子書籍でも購入可能なので興味がありましたら参照して頂ければと思います。
境界知能の人は、それだけ周りの世の中が歪んで見えてしまっている事が判明しました。
境界知能を罹患している少年少女に対して紙に書いた丸をケーキに見立ててペンを使って均等に三分割出来るかと言うテストをしました。
驚くべき事にまともに切れない少年少女が大勢いたのです。
又ある図形を見せてこの図形の通り正確に模写し書き写す事が出来るかと言うテストも行いましたが結果は、似ても似つかない図形だったそうです
更に境界知能の人は親等から余り褒めてもらった経験や成功体験が非常に乏しい為、
承認欲求に植えていると言う事実もあります。
それが判明して以来少年少女が何らかの犯罪で少年院に入れられてもこれは反省以前の問題だなと気づき始めたのです
境界知能の人はそれを遣ったら結果如何なるかと言う想像力も乏しい
更に今さえ良ければそれで良いと言う短絡的な思考もありその行動をした結果どう言う結果になるかちょっとした先の未来予測を読む
想像力も弱い為ついただの思い付きで場当たり的な行動を取ってしまう事もあります。
コグトレ(コグニティブ・トレーニング)に付いて
この境界知能の人の為の認知能力を高める為の訓練としてコグトレ(コグニティブ・トレーニングと言う認知機能の能力を高める方法があり
全部紙を使った方法があります。
コグトレに付いては下記にURLのリンクを張っておきましたので参考にして欲しいと思います。
コグトレオンライン
URL https://cogtr-online.jp/service/
URL https://www.tokyo-shoseki.co.jp/ict/upload/catalog/pdf/kogutore.pdf
これから自分が自分らしく生きられると言う事は何か失敗する度に徹底して自己責任と言われてしまう世の中が待っています。
「風の時代」=能力主義・知力主義に移行する以上これは受け入れざるを得ません「風の時代」は境界知能の人に取っては障害認定され
辛く非常に生き辛いかも知れませんが、それでもその時代を生きていく限りはその時代を受け入れて生きて行くしかないのです。
ですが「風の時代」変化の激しい年でもあり同時にチャンスの時代でもあります。
これまでは境界知能と言う言葉所か知的障害(ちなみに昭和の頃は、知恵遅れとも言われていました)・発達障害と言う言葉も昭和や
平成初期の頃はそれ程認知されてきませんでした。
しかし今の時代はその言葉が広く認知されるようになり彼らに対する理解のある人たちも増えて行っています。
その為、自立支援施設・行政や役所等でも場合によっては専門のジョブコーチを付けて
その障害にあった仕事を斡旋し当事者とジョブコーチと企業の橋渡しをする事によって自立して働ける環境が整いつつあります。
最期に
どんな人であろうとも一人一人皆生きる存在価値と言う物があります。
それは何らかの障害を患っている人も同様です
だからこそ変化の激しい「風の時代」を柔軟に適応できる適応力と応用力それと直感とスピード感・好奇心・ワクワク感・体験や経験・
好きか嫌いが遣りたい・遣りたくないが明確になり
他者に感謝が出来たり目に見えない物を信じられる事等(愛・信頼・情報・人との繋がり・個人を尊重出来る寛容さ・アイディア)等の
精神性の高さ、例え少数でも頼れる信頼出来る本物の人との繋がりがこの「風の時代」を生き抜く為の重要なキーワードになって行く事だけは
覚えておいてください。
今回のテーマ:何かに頑張れる事や努力の出来る人も才能と言う事に付いてお伝えさせて頂きました。
本日のコラムは以上になります
今回のコラムを読んでくれた読者に感謝します。
ありがとうございました