コラム
今回で通算16回目のコラムを執筆させて頂きます。よっちゃんです。
今回もどうか多くの人に読んでいただけると幸いです。
今回のテーマ:「ダブルバインド」(二重拘束)とは何かと言う事に付いてお伝えさせて頂きます。
人間関係でも、親子関係・夫婦関係・恋人関係・友人関係・職場での上司と部下又は同僚との関係等特に立場の上の人が無意識にやってしまいがちの話法です。
そもそもダブルバインドとは何か。
「ダブルバインド」日本語では、(二重拘束)と言いますが、
これはアメリカの人類学者グレゴリー・ベイトソンと言う人類学者が提唱したものです。
分かりやすく言えば同時に二つの矛盾したメッセージを相手に投げ掛ける事によって相手の頭を混乱状態にさせる精神攻撃であります。
特にダブルバインドは、マイナスの要素を持つ否定的ダブルバインドと、
プラスの要素を持つ治療的ダブルバインドの二つがあります。
例えば否定的ダブルバインドを職場の上司と部下のやり取りを例にして見ましょう。
ある会社の50代の男性上司は、その会社に入って半年と言う未だ新人臭さが抜けきれていませんが、大体の仕事は覚えて戦力になりつつある20代男性の部下がいたとしましょうか?
それでも未だ不明で分からない所があった為その上司に「ここが不明で分からないので教えて頂けますか?」と聞いてみました。
その上司は、「あなたもそろそろ素人じゃないんだから、それ位自分で考えろ」と言われてしまい不明で分からない所は教えてもらえませんでした。
仕方がないのでネットなどで不明な所を調べて、自分で考えて仕事を進めていたら、
たまたまその上司が通りかかって「俺の指示を待たずに勝手に仕事を進めるとは何事だ!」と一喝されてしまいました。
そこで次からは、予めその上司に、お伺いを立てて仕事を進めて良いか如何か、
許可を取ろうとした所、今度は、その上司は「あなたねー、俺の指示がなきゃそんな判断もつかないのか!」
と、第三の提案も突っぱねられてしまいこうなると本人も如何して良いかわからずどこに正解やゴールがあるのか、次第に頭が混乱してきます。
この様に二つの矛盾する言葉を相手に投げかけ言葉で相手を二重に拘束してしまう事、これがマイナスのダブルバインド(否定的ダブルバインド)の恐ろしさです。
ですがこれは立場の上の方が意図的にせよ無意識的にせよ良くやってしまう事なのではないでしょうか?
もう一つ今度は親子関係の例でマイナスのダブルバインドを見て見ましょう
40代の母親と5歳児の男の子の幼児とのやり取りです。
5歳児の男の子の幼児は、ちょっとした悪戯でふすまに落書きをしてしまいました。
それを母親に見つかり怒られている所です。
5歳児と言うのはある意味純真無垢で自分としてはただの落書きでも上手く描けた所を褒めてもらいたかっただけなのでしょう。
そして母親は「怒らないから正直に言って何でふすまに落書きなんかしたの」、そこで怒らないと言う言葉を真に受けて正直に話したとします。
そうしたら結局は怒られる事になってしまいしまいには「それとこれとは別よ」話の論点をずらされ更に母親の怒りに火が付く事になります。
場合によっては5歳児の幼児のお尻を、叩いて体罰を与える母親もいる様です。
怒らないからと言っておきながら結局5歳児の幼児に怒りをぶつけ怒っている事実に変わりはありません。
これも立派にマイナスのダブルバインドの一例です。
こんな毎回、この様な方法で5歳児の幼児にこんな関わり方をしたら、母親の事をママは嘘つきだと思って親子の信頼関係が築く事が出来無くなり少なくとも母親の事を信用出来なくなってきます。
この場合、この母親はどうすべきだったのでしょうか?
自分がもしこの母親の立場だった場合は、この様に接します。
先ずはふすまに落書きしてしまった怒りを抑えて「上手に描けたねと5歳児の幼児に褒めてやってください怒りたい気持ちは分かりますが先ずは上手く描けたと言う事に対して褒めるべきです。
その上で「でもね、折角綺麗に描けたのにふすまに描いたら消さなければ行けないの○○ちゃんも折角上手に描けたと思っているのにそれは、もったいないと思わない?
そこでママからの提案だけど、この画用紙にだったら好きなだけ落書きしてもいいよ、この画用紙に描けば少なくとも消す必要は、なくなるから、ママも助かるよ」と言う提案して見てください。
そうすれば5歳児の幼児の子供も「そうか消されない為には、画用紙に描けば良いんだ、
これからは、画用紙で描こう」と思うはずです。
次に、プラスのダブルバインド(治療的ダブルバインド)に付いてお伝えします。
プラスのダブルバインドは、主に統合失調症や精神疾患により長期の引き籠りの治療で使われる事があります。
今回は、ある長期の引き籠りの40代の男性を例に取ってみましょう。
引き籠りの人に対して、たまには、外に出て太陽の光でも浴びて部屋を出て少し散歩がてら
お出かけしてみないか?と提案したとしましょう。
別に仕事をしろとか働けとかいわないから安心して欲しい、寄りたい所や行ってみたい所があれば付き合うし何か食べたい物や飲みたい物があれば自分が奢るから
その時は、ラーメンでもハンバーグでもカレーでも寿司でも好きなもの食べさせてあげるよと言って先ずは、とにかく先ずは、部屋から出させる口実にします。
でもこの上の文章に、何か違和感を覚えませんか?
その違和感の正体とは、既に何かを食べると言う事が前提となっている事です。
それがラーメンであろうとハンバーグであろうと何かを食べると言う点では結果や結論は、同じなのではないでしょうか?
詰まり何を選んでもどれを選んでも結果や結論は同じだと言う所何です。
そう言う前提を最初に作ってしまう方法のプラスのダブルバインドのやり方もあって更にここでは今は食欲が無いから欲しく無いと、断ると言う選択肢が無く既に何かを食べると言う前提が既に組み込まれている事何です、
でも何かの口実を作ってでも引き籠りをとにかく先ずは、部屋から出すのには有効な手だと思います。
引き籠りの当事者だって本当は部屋を出たいに決まっています。
引き籠りになる大半の原因は人や世の中が怖いだから部屋に引き籠る事が圧倒的に多いと思います。
だけど、部屋出る為のきっかけを与える方法にすればプラスのダブルバインド(治療的ダブルバインド)と言う方法も悪くない方法だと思います。
これで一応ダブルバインド(二重拘束)に対して一通りお伝えする事が出来たと思います。
最期にこのコラムの執筆を担当している自分の好きな趣味等を少しだけ語りたいと思います
この事業所の馬車道通りには、新作の音楽CDや中古の音楽CD・他では売っていないマニアックな音楽CD等を取り扱うディスク・ユニオンと言うCDショップがある事をご存じでしょうか?
ディスク・ユニオンの本業は音楽CDの販売ですが他にも音楽ライブのDVDや音楽雑誌や書籍関連等の販売も行いそれを中心に扱うブック・ユニオンも併設して取り扱っています。
ディスク・ユニオンは関東等を中心に支店を展開しており最近は関西の大阪や名古屋にも大型店がそれぞれ一軒ずつ出来た様です。
各支店の情報は実際にホームページをご覧ください。
下にURLを乗せておきます。
もうお分かりだと思いますが実は自分も昔から音楽特に洋楽・邦楽を問わず大のロック好きメタル好きであります。
特に自分は完全にメタラーだと思っていますので特にメタル音楽に関しては洋楽・邦楽と共に結構語れる自信はあります。
最近は邦楽の今で言うジャパニーズメタルをよく聞きますが最近のジャパニーズメタルは演奏技術がものすごく向上していて中々聞きごたえがありますよ。
最近では初音ミク等のボカロ系の音楽にもはまっていて「千本桜」を作曲した黒うさPさんを初め「千本桜」を演歌歌手の小林幸子さんもカバーして歌った事でも知られており又、歌い手と呼ばれる人等、何人かの歌い手も「千本桜」をカバーして歌っています。
ボカロ曲としては余りにも有名な曲の一つになってしまいました。
それから「初音ミクの消失」CosuMO@暴走Pさんの作曲ですが、この曲は、
この超高速曲はボーカロイドだからこそ出来る曲だと思います。
この○○Pと言うのは「ボーカロイドプロデューサー」のプロデューサーの頭文字を取った物です。縮めてボカロPと呼ばれる事もあります。
自分も事業所の帰りに時々ディスク・ユニオン関内店に立ち寄って新作CDの視聴をして見たり目越しい中古CDや聞きたい又は聞いて見たいCDなどをよくあさっています。
いつもコラムを書いている人が意外な趣味を持っていて意外だと思われた方も多いと思います。
もちろん販売したばかりの新品の新作CDの取り扱いや新作CDの視聴コーナーもあります。
又中古の音楽CDや音楽ライブのDVDの買取や音楽関連雑誌や書籍などの買取も行っており時々買取20%Upのキャンペーンもやっておりますので買い取ってもらいたいCDがありましたらその時を狙って買い取ってもらった方がお得です。
新作の新品CDや音楽ライブのDVD等も取り扱っているので新品が良いと言う方もご安心ください。
この馬車道通りにもディスク・ユニオン関内店がありますので、中には既に絶版となったCDも定価の3倍近い値段で売られている事もあり中々重宝している店です。
音楽マニアの人達に取っては大変貴重な御用達の店です。
通販で取り寄せる事も可能ですので遠方に住んでいる方もでも通販で欲しい音楽CDや音楽ライブのDVDを手に入れる事が出来ます。
(※ 但し売り切れの場合もあるのでその場合は目当ての音楽CDや音楽ライブのDVDを取り寄せる事は出来ません)
他にも、横浜駅の西口から10分ぐらい歩いた所にディスク・ユニオン横浜西口店もありますので生きやすい所に行って欲しいCDを探すのもありだと思いますよ。
さて今回のコラムはダブルバインド(二重拘束)とは何か?と言う事と最期に個人的に好きな趣味等を少しだけ語らせて頂きました
今回のコラムを読んでくれた読者に感謝します。