コラム

コラム【SBC横浜メンバー よっちゃん】

今回で通算8回目のコラムを執筆させて頂きます。よっちゃんです。

今回もどうか多くの人に読んでいただけると幸いです。

今回のテーマ:相手との信頼関係を得るにはどうすれば良いか、

(ラポールの築き方)についてお伝えして行こうかと思います。

皆さんは大抵の場合何かしらの仕事をしていると思います。取引先の会社の人等どうしても、

仕事上嫌な人とも付き合わざるをえ無い場合もあります。

そんな人でさえ信頼関係を結び互いに信頼関係を築くこれをラポールを築くと言われていますが

そもそもラポールと言うのは、お互いの架け橋と言う意味合いがあります。

どうしてもその様な嫌な人でも基本は先ず相手を具体的に褒めて下さい。

どこにも相手の褒める所が無かったらどうするか?もし相手が既婚者で

子供がいた場合その相手の家族を褒めると言うのもありです。

例えば「奥さん素敵な方ですね」、とか高校生ぐらいの息子さんがいて有名大学に受かったとしたら

「あなたの息子さんあの有名大学に合格したと人づてに聞きましたよ、お子さん優秀何ですね!」と

この様に褒めれば相手も決して悪い気はしないものです。

相手の着ている服の着こなしや服のセンスが良かったらその服の着こなしや服のセンスを褒めるのもありです。

他にも相手の生まれ故郷や出身地等を褒めるのもありだと思います。

もし行った事の無い所があれば、例えば沖縄出身の人がいれば自分は未だ行った事が無いけど

遠い親戚筋の人が沖縄に住んでいるよ」で

相手からも「へえ、どのあたりに住んでいる確か、石垣島の方だったかな」とそこから話をつなげていくのもありです。

逆に全く沖縄に付いて何の接点も行った事がないなら素直に低姿勢で教えてもらう尋ねると言うのも

相手の信頼関係を作る上で重要なポイントになります。

例えば「沖縄ってどう言う所なのどんな人が住んでるの、どの辺が名所なの、

沖縄の名物って何、良かったら沖縄の事に付いて詳しく知りたいから教えて下さい」と

低姿勢に尋ねれば意気揚々と沖縄出身の人は沖縄の事に付いて饒舌に語ってくれるはずです。

つまり知らない事は素直に尋ねて聞いて見る事も必要です。

「あ、この人素直な人だなと更に好感をもたれやすくなります。」

人と言うのは褒められたりしたり、相手の知らない事を教えてあげると言う事も決して悪い気分はしないと思います。

但しその人の年齢に見合わないような幼稚な褒め方は逆に嫌われる恐れがあります。

具体的に言えば40歳~50歳の男性に対して

「あなたはいつも魚を棘や骨を綺麗に取り除いて上手に食べますね、魚の方も喜んでいるよ」

この様な褒め方は幼児期の子供に褒める様な幼稚な褒め方であり

40歳~50歳の男性に対してその様な褒め方をするのは、

相手からすれば「この人俺の事を馬鹿にしているのか?」懐疑的に思うはずです。

それと単に話すのが下手な口下手な人は、どうすれば良いか、

その場合は、相手の話を聞く姿勢を取って傾聴に徹してください。

営業先の会社でも、先ず天気等の軽い雑談から入って行ってその上で

「何か困っている事があれば出来る事なら力になりますよ」と言ってあげてください。

その際には所々に頷く・具体的には基本は肯定的な感じで「そんな事が出来るのですか?凄いですね!」とか、

相槌をする具体的には「そうだよねわかるよ」とか「その通りだね」

これも徹底的に相手に話をさせて相手の情報、特に趣味や特技等を引き出す事も重要です。

例えば特技でピアノがプロレベルで上手い人がいたら

その事で自分はエレキギター又はアコースティックギターがそれなりに上手く弾けるとしましょうか?

そうすると、ピアノとエレキギター又はアコギの違いはありますが、

同じ音楽と言う共通の特技があってそこから話がどんどん大きくなって

近い将来一緒にセッションやライブ等、行ったりするかも知れません。

ですから結局意外と信頼関係を作るラポールを築く事事体は

結構様々な言葉の使い様によって色んな方法があると言う分け何ですよ。

ここでNLPと言う実践心理学を説明していきたいと思います。

NLPと言うのは、正式名称は、ニューロ・リンギスティック・プログラミングそのイニシャルの頭文字から

NLPと呼ばれています。

日本語に訳すと神経言語プログラミングと訳します。

このNLPと言う心理学は日本では別名、脳(心)の取り扱い説明書ともいわれており

きわめて脳科学に近い心理学であり心理テクニックのツール集でもあります。

又ここ日本では、NLPの使い手達をNLPプラクティショナー(NLPを実践できる使い手・実践者)と呼ばれ、

日本では言葉の魔術師と呼ばれる事もあれば、

言霊使いと呼ばれる事もあり言わば言葉のスペシャリストとも言える存在です。

人関係等においてもカウンセリング・傾聴・コーチング・セラピー・催眠を使った催眠話法等を

体系的かつ総合的に学ぶ事が出来る優れた心理学テクニックでもあり

未だ進化しアップデートし続けている心理学でもあります。そして実は、先のコラムで紹介したアドラー心理学と

NLP=実践心理学は、根本の考えが非常に良く似ているのです。その根本の考え方と言うのは、

「悩みの原因を追究したって何も解決にならないそれよりも今の問題をどの様に解決するか?』

その一点ではNLPとアドラー心理学は共通した考え方を持っております。

そこでNLPの心理テクニックの中で(相手との信頼関係・ラポールを築く)傾聴に

特化した心理テクニックを幾つかお伝えしようと思います。


一つ目 ペーシング

ペーシングは、最も基本的なNLPの心理テクニックの一つです。

これは相手の波長のペースに合わせると言う意味です。

具体的には相手が早口で喋っていたらあなたも早口で喋る事心がける事です、

逆に相手が遅い言葉で話して来たら自分も遅く喋る様にしましょう、

又は、相手が専門用語や業界用語等を使ってきたらあなたも同じ様に専門用語や業界用語使って話す事を心がけてください、

でも一番簡単な方法は相手の吐く呼吸に合わせる事これが一番相手と波長のぺースを合わせやすい最も簡単な方法です。


二つ目 ミラーリング

ミラーリングこれもNLPの心理テクニックの一つであり、これは相手の動きや行動を真似ると言う方法です。

ただ相手によっては自分の動きや行動を真似されていると

勘が鋭い人もいますので同じ真似をするにしてもほんの少しアレンジする必要があります。

例えば同じ椅子に座るとして相手が右足を組んでいたら自分は左足を組むなどをすると、気付かれにくいです。

又何か飲み物を飲むとき相手はコーヒーを飲んでいたら自分は紅茶を飲むと言った感じです。

この様に同じ真似でもほんの少しアレンジをする事で相手に気づかれ難くなります。


三つ目 復唱・オウム返し( ※ NLPではこれをバック・トラックと言われています。)

これはその名の通り相手の言葉を復唱しオウムの様にそのまま相手の言葉を返す事です。

しかし、これは相手の話の全てを復唱してオウム返しで返す事はほぼ不可能なので

話の最も重要なポイントや単語だけを上手く復唱しオウム返しすれば、

相手の方も「この人きちんと自分の話を聞いてくれる」と思い込み好感を抱きやすいのです。

具体的には「俺さー昨日ディズニーランドに行ってきたよ、とても楽しかったよ」と言ってきたら

「そうディズニーランドに行ってきたの、楽しかったかい」

と話の要点をつかんでそのポイントや単語だけを復唱する事です。

ただしやりすぎはかえって相手に不快感を持たれる場合もあるので

復唱・オウム返しは、精々、10回中2~3回位にとどめておく方が無難です。

四つ目 例え話・比喩(NLPではこれをメタファーと言っております)

今回のコラムでも幾つか具体的な例え話や話し方の事例等幾つか出てきていると思います。


例え話や比喩(メタファー)は例え日本語で話そうとしても

相手の知っている言葉で伝えて話さなければ伝わった事にはなりません。

しかし、その時にこそ例え話・比喩(メタファー)が

役に立ち相手にとっても分かりやすい話の内容なのでこれも好感度Upに繋がります


五つ目 チャンクサイズ

チャンクサイズもNLPの心理テクニックの一つです。

チャンクサイズのチャンクとは塊を意味します。

更にこのチャンクサイズと言うのはチャンクアップとチャンクダウンの二種類があります。

チャンクアップは、

塊を大きくすると言う意味合いがあり具体的にはは話を大雑把に話す事を意味し

逆にチャンクダウンは塊を小さくすると言う意味で具体的には話を詳細に話す事を意味します。

チャンクアップを使う場合は様々な話を要約して纏める事や、一言で分かりやすく伝えるのに適しています。

逆に詳しい説明が聞きたいと言う方には、チャンクダウンを使って詳細に説明する事に適しています。

だからチャンクダウンを使って話す時は、人前でプレゼンテーション等を行ったりするのが最も適した使い方です。

チャンクアップとチャンクダウンを状況によって使い分ければ、

「この人話し上手の人だな」と相手も納得感も得やすくこれも好感度のUp繋がります。


六つ目 マッチング

これは相手と自分の共通項を探すと言う事です

例えば同じ趣味の人同士ですっかり意気投合してしまう事例と言うのがあります。

それこそスポーツでも格闘技でも、

又インドア系の趣味でも読書やゲーム・アニメ・音楽等を趣味にしている人もいれば、

アウトドア系の趣味なら旅行やキャンプ・山登り等を趣味にする人はいる筈です、

その様に相手との雑談の中から趣味や特技等をさり気なく聞き出してしまいましょう。

自分の趣味の話になると途端に饒舌に語る人もいます。

そこで同じ趣味同士で話が盛り上がる事もあります。


以上、幾つかの信頼関係(ラポールの築き方)に付いてお伝えさせて頂きました。

このコラムを読んでくれた読者に感謝します。

著:よっちゃん

イラスト作:よっちゃん

素敵なイラストを多数描いていただいております♪ 


HONMA.jpg


デジタルでイラストを描くのが初めての方でしたが

どんどん上達されてます🦍




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